敷地周辺の豊かな風景と一体化し、時と共に移ろう、大らかで豊かな住まいを目指しました。
大地の起伏と木々の配置に応答するように、積層する5枚の床面を計画しました。広さや高さ、素材の異なる床面は、森との様々な関係によって多様な居場所群をつくりだします。重なりあう床面の間には、新しい行為やモノの配置が生まれ、自然×ヒト×モノが漫然一体となった新しい風景をつくります。また、構造フレームでもある柱と横架材は、リノベーションの拠り所にもなります。季節の移り変わりや、住まい手の変化などに合わせて空間を変化させることで、自然と共に成長する暮らしを可能にしています。
建築物の中でヒトやモノを支える床面を、森や自然と共にデザインすることで、自然に遊び、発見し、学び、暮らすための居場所をつくりました。それは正に、湖と森の魅力と一体化し、時間と共に移ろ、風景に開かれた建築のあり方を示しています。
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建築設計SUGAWARADAISUKE建築事務所 (担当:菅原大輔、上赤坂典幸/設計、中澤宏行/監理)
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構造TECTONICA INC. (担当:鈴木芳典、五十嵐日奈子)
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照明計画灯デザイン(早川亜紀)
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施工株式会社ミズケン(担当:大坂寛爾)
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写真Jérémie Souteyrat
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場所長野、日本
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設計期間2016.06-2017.05
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工事期間2017.06-2017.12
2021FRAC
2020 かたちが語るときーポストバブルの日本建築家たち(199-2020)展(主催: 一般社団法人 日本建築設計学会(ADAN))/ フランス
2019DETAIL / ドイツ
2019住まいNET信州 (SDC)/ 日本
2019第45回東京建築賞 戸建住宅部門 最優秀賞 (主催:東京都建築士事務所協会)/ 日本
2019iF DESIGN AWARD 2019 / ドイツ
2018第50回中部建築賞 (主催:一般財団法人 東海建築センター)/ 日本
2018Design for Asia Awards 2018 Merit Award (主催:Hong Kong Design Centre)/ 香港
2018住宅特集_2018_08 (新建築社)/ 日本
2018ARQA (web magazine)/ アルゼンチン
2018Arquine (web magazine)/ メキシコ
2018BauNetz (web magazine)/ ドイツ
2018AECCafe (web magazine)/ 米国
2018Dwell (web magazine)/ 米国
2018HiConsumption (web magazine)/ 米国
2018dis-up! (web magazine)/ チリ
2018dezeen (web magazine)/ イギリス
2018Archdaily (web magazine)/ チリ
2018ImHOMESTORY (web magazine)/ 韓国
2018gooood (web magazine)/ 中国
2018Building (web magazine)/ インドネシア
2018designboom (web magazine)/ 米国