砂町の光帯は、大きく変化する社会の中で「仕事×暮らし×まち」の未来のあるべき姿の提示を目指した、職住一体住宅です。
南北に細長い敷地に様々な光を導くため、前面道路側に張出した庇、北側採光する外部空間のような吹抜、南側採光と換気効果を狙った吹抜があり、これをつなぐように光の帯=光帯を設けました。この光帯は光や温熱環境を向上させるだけでなく、プライバシーの高い個室群とまちに開かれたオープンスペースの境界面としても機能します。
かつて賑わっていた砂町商店街の記憶を継承した土間は、住人の仕事場や地域交流の場として、まちと住宅をつなぐ場となります。ダイニングキッチンとして使われるオープンスペースは将来地域カフェとして住み開かれます。作業台や読書スペースと一体化した階段は、生活様式において、その役割を様々に変化させます。
砂町の光帯は、開放感や温熱環境だけでなく、プライバシーの異なる多様な居場所群を生み出しています。住まい手は、家族の成長と共に「仕事×暮らし×まち」を掛け合わせながら、最適な場所を選択し、豊かな時間を過ごします。この計画は、「まち」だけでなく、不確定な未来の時間にも開かれた、新しい職住一体住宅像を示しています。




















Data Sheet
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建築設計SUGAWARADAISUKE建築事務所 (担当:菅原大輔、小久保亮佑/設計、山本明弥香/監理)
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構造TECTONICA INC. (担当:鈴木芳典、五十嵐日奈子)
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施工株式会社フジイ工務店(担当:藤井直樹)
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テキスタイルデザインオンデルデリンデ
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写真菅原大輔
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場所東京、日本
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設計期間2017.02-2018.06
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工事期間2018.07-2018.12
Prize & Media


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