製糸工場に繋がる駅の有り方 最先端技術と地域特性。製糸工場はグローバルとローカルが交差し、融合した建築です。 その空間は今でも新鮮さと美しさを持っています。そして、時代によって変わらない「力強さ」持っています。 本計画では、世界遺産となる工場と富岡の町をグローバルとローカルの交差点と捉え、 地域内外や多世代の人・物・情報が交差する地域拠点としての駅を提案します。 地形の様なレンガの小屋郡と雲の様な大屋根による空間構成は、 変化しつつも普遍的な「力強さ」を持った地域拠点として駅を目指しています。

人、物、情報の交差点する地域広場としての駅 様々な情報、物、人々が交差する地域の広場として、駅を提案します。地形の様に分散配置された大小様々な小屋と、駅全体にふわりと掛る雲のような大屋根で全体を構成します。 各小屋には、多目的待合室として観光案内、図書室、市民ギャラリー、カフェ、レンタルサイクルなどを計画し、これらを取り囲むようにポケットパークや展望台、駐輪場を配置しました。 本計画では、屋内外に点在する機能群を大屋根によって一体化し、空間的にも機能的にも街と連続した「情報、物、人々が交差する地域の広場」を目指しました。

Data Sheet
  • 建築設計
    SUGAWARADAISUKE/菅原大輔 + Eureka
  • 場所
    群馬県,日本